書籍の某小売り会社 編
丁度自分が新卒の時期に就職超氷河期が重なったこともあり、全く内定がとれずに苦しんでいたころに採用試験を受けた某小売り会社(書籍)に面接に行った時の話です。
待合室には自分ともう一人中年の女性が待っていました。
待合室のすぐ隣が面接会場になっており、中の話声がかなりクリアに聞こえたのをよく覚えています。
数分経つと面接室から中年の眼鏡をかけた小太りの男性が出てきました。
その男性はなぜか面接室に来ていた女性と顔見知りのようでとても楽しそうに話をしていて、去り際に「頑張ってね!」と変なジェスチャー付きで応援していました。
※この時点でもうかなり悪い予感がしてました。
そしてそのまま面接室に戻っていき、すぐにその女性が呼ばれ中に入っていきました。
中ではとても楽しそうに話す声が聞こえ、本当に面接をしているのかどうかさえ疑わしい会話までしていました。
数分後に面接(楽しい雑談)が終わり最後によろしくお願いしますという言葉を残して女性は面接室から退室し、帰っていきました。
そのあとに自分が呼ばれて中に入ると面接官が計三人(全員男性)座っており、そのまま面接が始まりました。
先ほどの女性の時とは打って変わり、厳しい質問や新卒時にすぐ内定が貰えなかったことに対する追求の質問ばかりの面接内容でした。
この差は一体何なのでしょうか?
結果はどうであれ面接試験に差をつけ、しかもわざわざ面接室から出てきて上記のようなことを別の志望者の前でするのはよくあることなのでしょうか?
自分はこういうケースには遭遇したことはないので多分普通じゃないと思うのですがどうでしょうか?
多分ここまでの情報だと、その女性はアルバイトの面接だったのでは?という意見もあるかとは思います。
しかし、そうではありませんでした。
中で行われていた面接(楽しい雑談)は聞きたくなくても丸聞こえで、どうやらその女性は現在この企業の店舗でアルバイトをしているらしく正社員への登用面接だったようです。
結果はご想像の通り、履歴書が同封されていないお祈りメールが一通届いただけでした。
こういった体験は沢山ありますが、それはまた次回以降に書きますね。
転職の際はくれぐれもお気を付けください、、、、
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