車が雪で埋まると一酸化炭素中毒の危険性に注意!!
東京都では記録的な雪?であちこち大変なことが起こっているようです。
ニュース番組やSNSを見ていますと、やはり車の事故が多いように感じます。
ただ、注意すべきは雪によるスリップ事故や渋滞だけではありません。
タイトルにもありますが、車中での一酸化中毒の危険性がありますので十分にお気を付けください。
まず、クルマの周囲を雪で埋め、ボンネットの上まで雪を被せた状態でエンジンをかけ、空調を外気導入にすると、排ガスが車体の下側に溜まり、エアコンの外気導入口を伝って排ガスが車内に吸い込まれていきます。
この状態が10分続くと、車内のCO濃度は400ppmに上昇し、その後6分で1,000ppmに達します。この数値は、身体への影響が「3時間ほどで致死」という、非常に危険な状態にあることを意味し空調を内気循環にしても、車体の隙間などから排ガスが車内に入る危険性があります。
では、一酸化炭素中毒とならないための対策ですが、、
一酸化炭素(CO)中毒を防止するために最も重要なのが、マフラーの周辺を定期的に除雪することです。上記のような状態になってもマフラー周辺を除雪しておいた場合は、車内のCO濃度はほとんど上がらないという実験結果があります。
そして同じ条件でマフラー周辺を除雪せず、運転席の窓を5cmほど開けた場合はあまり上昇せずに、風が止むと濃度が「2時間で失神」する危険レベルまで上昇します。
※天候によって変化することもあるので、換気には十分な注意が必要です。
今回の大雪のように天候や状況によっては短時間のうちにクルマが雪に深く埋まることもあります。降雪時に車内にとどまる際には、できるだけエンジンを切るようにしましょう(その際は寒さ対策もお忘れなく!)
そして大雪対策として雪かき用スコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくと安心かもしれません。
では
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